殺菌方法

乳酸菌に殺菌方法って存在するの?

乳酸菌がより活発に活動できる温度が、40℃前後といわれています。
ヨーグルトなどの乳製品でこの温度を保った場合、発酵を進めるとともに他の雑菌を増殖させてしまうことになります。
これでは、商品としての風味を損ない、栄養価がなくなり販売することができません。
そのためにヨーグルトなどの乳酸菌食品においても、一度殺菌処理を行っています。

一般的な雑菌に対しての殺菌方法は、低温殺菌、高温殺菌、アルコール殺菌などがあります。
乳酸菌の場合は、アルコール殺菌では死滅させることが難しく、主な殺菌方法が低温殺菌と高温殺菌になります。
低温殺菌は60℃程度の温度で20~30分程度の環境に置くこと。
高温殺菌では100℃以上の環境に数秒置くことですべての雑菌を死滅させるといわれています。

私たちがもし乳酸菌を殺菌処理するのであれば、60℃程度のお湯の中での湯せん、または、100℃以上の熱湯処理で一定の時間置いておくことが、手軽な殺菌処理の方法になります。
殺菌処理を行うと乳酸菌は死滅するのですが、市販されているヨーグルトなどには「生きて腸まで届く」というキャッチフレーズがついているものもあります。
これは商品の中に生菌があるということで、殺菌処理のあとに生菌が追加されていることがあります。
ですから、殺菌処理されているヨーグルトでも、生菌の摂取ができるのです。